フジの森とは
NPO法人フジの森は、東京都檜原村を拠点に「未来のための森づくり」をテーマとして環境教育、環境保全、体験交流の事業を展開しているNPO団体です。
沿革
1990年8月、公益信託富士フィルム・グリーンファンドの「未来のための森づくり」第2期事業として、檜原村の「教育の森」に木造のディスカッションセンター(ホールと宿泊施設)が整備されました。これが「フジの森」の始まりです。
当初の運営は、1981年に結成された村の青年グループ「冬雷塾」と、都内や近県の市民からなる「風のたより」グループが中心となって行われていました。その後、2005年に両グループが中心となり、地域の協力を得てNPO法人フジの森が設立されました。



主な活動拠点
教育の森:
約2.5ヘクタールのスギ・ヒノキの人工林
間伐、薪割り、焚火を使った料理など、様々な体験プログラムを提供
主に企業やファミリー層を対象としたプログラムを展開
ふるさとの森:
35ヘクタールの広葉樹を中心とした雑木林
里山について学ぶのに適したフィールド
主に大人を対象としたエコツアープログラムを実施
食事処「四季の里」:
檜原村の観光の中心である払沢の滝入口に位置
地元食材を使用した地産地消をテーマに運営
多摩産材のモデルルームとしての役割も果たす
活動内容
・アドベンチャーツーリズムの運営
・エコツアーの提供
・ワーケーション施設の運営とプログラムの提供
・自然とのふれあい体験(シイタケ栽培、炭焼き、自然観察など)
・文化活動(音楽会、落語会、民俗舞踊など)
・環境整備(下草刈り、間伐、清掃活動など)
・環境教育プログラムの実施
・持続可能な森林管理と6次産業化の推進